とある外科医の独り言

病院に勤める外科医が病院での出来事や日常考えていることなどを綴ります

コメント

今日も特に変わった事はありませんでした。いつもと同じです。
今日は少しブログの更新が遅くなりました。すいません。

 なんとブログを始めて最初のコメントを頂きました。本当にありがとうございます。
やってて良かったなと感動しております。涙。。。

早速、質問に答えていきたいと思います。

 

ふくろうさんからの質問です。

「毎回、読ましてらっています。 質問、コメントたくさんあります。 たとえば、手術室内のこと、興味あります。一般人は知り得ないことですから。 先生は消化器外科ですね。10時間を超えるオペもあると思います。休憩なしはともかく、誰もトイレにも行かないのですか。 」

 

ふくろうさんの言う通り、私は消化器外科医です。手術時間は確かに10時間を超える事もたまにはあります。でも長い手術ばかりではないです。短い手術では30分くらいで終わってしまうものもあります。若い頃からずーっと手術中立っていましたから立っている事は辛くはありません。もう足が慣れているのです。私生活でも立って並んだりするのが辛くなくなってます。数時間であれば平気で立ったまま並べます。自慢できるほどの特技ではないですが。トイレについてもこれも慣れるというか、体が理解するというかよほどではない限りトイレにもいきません。体調が悪くて下痢してるとかなら別ですが。そもそも体調が悪ければ手術自体に入りません。トイレに行かなくても平気なのはおそらく集中しているからだと思います。交感神経系が優位な状態なのでトイレに行きたいとは感じないということだと思います。原始時代の狩猟中にトイレ行きたくなったら狩りできませんよね?だからそういう時はトイレに行きたくならないのです。これで理解していただけたでしょうか?

ふくろうさん、本当にありがとうございました。また質問してくださいね。