とある外科医の独り言

病院に勤める外科医が病院での出来事や日常考えていることなどを綴ります

マッキンゼーが予測する未来

今日も特に変わりありませんでした。いつも通りです。
二日続けて更新できませんでした。読書に夢中になっていたら時間があっという間に過ぎていて、気づいた時には眠たくて寝てしまいました。

 昨日も病院に行って来ましたが、例の重症患者さん、少しずつ回復しています。人工呼吸管理は継続中ですが。明日あたりには抜管(挿管チューブを抜くこと)したい。気管切開しないで乗り切りたいところです。尿量は1日2000mlくらいで、まだ自分の思っているようには出てくれません。

全身の浮腫も高度ですが、悪化はしていないのでもう少しの辛抱かと思います。このまま良くなってね、お願い。

これからの事を考えていると日本じゃないなって思うようになってきました。日本初のイノベーションって起こらないんじゃないかな?これから大きくなる企業は途上国から生まれるんじゃないかって気がしてきました。「マッキンゼーが予測する未来」って本を読んだからなんですけどね。この本ちょっと日本語訳がどうよ?ってとこもあるけどいい本だと思います。内容的には難しいんですけどいろいろと将来の事を考えさせられます。これからは世界のまだ名前も知られてないような440の都市の成長が2,030年までの世界の経済成長の47パーセントを占めるらしいです。先進国は17パーセントだそうです。

自分の中で世界という発想が全くなかったことが恥ずかしいくらいです。世界を相手にした方がいいんだな、きっと。
で、何やるか?だな。結局。まだまったく決まらない。

それでは。

マッキンゼーが予測する未来―――近未来のビジネスは、4つの力に支配されている