とある外科医の独り言

病院に勤める外科医が病院での出来事や日常考えていることなどを綴ります

今日も特に変わりありませんでした。今日は虫垂炎の手術を自分で執刀しました。虫垂炎の手術、いつ以来だろう?前にやったのがいつか全然覚えてません。ちょっとこじれたやつでしたが、腹腔鏡で終了しました。手術時間48分。まあよしでしょう。

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遅くなりました

今日も特に変わった事はありませんでした。遅くなってしまい申し訳ありません。
ちょっといろんな人にあったり、セミナーに参加したり、図書館に行ったりとかなり動き回っていたので帰りが遅くなりました。

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多動力

今日も特に変わった事はありませんでした。当直明けですが、昨日の夜は安静でゆっくり眠れたので疲れはそれほど感じません。ただ少し体が痛いです。寝る環境が変わるとダメですね。年を取ったと自覚させられます。

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今日も当直中です。入院患者さんが意識レベルの低下をきたし対応をいろいろとしていました。はじめは痛み刺激にも全く反応しなかったのですが、先ほど意識が戻りました。良かった。ほっとしました。
当直にアルバイトに来る病院は勝手がわからず、職員との信頼関係も築きづらいので対応が難しいことがありますが、ここの病院は皆さん協力的でありがたいです。何より患者さんの意識が戻って会話可能な状態にまで戻ってくれて本当に良かった。
ご家族に状況が変わった事をお話したのですが、見たこともない医師からの説明を理解してくれてありがたかったです。急変すると病院のせいにする家族さんとかも結構いるんです。
娘さん、涙ながしてるのを見るとやっぱり切なくなりますもんね。何年やってもこれは慣れることはできないんです。回復してくれて本当に良かった。

 

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エジソン

今日は当直バイト中です。みんなが休んでいるときの仕事なので、待遇はいいです。
今日は今のところノーコールでゆっくり読書しています。来る前に本屋さんで5冊買ってきました。2冊読破しました。今3冊目を読んでいます。今日読んだ本でよかったのは エジソン「白熱」のビジネスメンタルという本です。やっぱりエジソンてすごい人ですね。天才だとは思っていましたけど無類の努力家だったんですね。語録が載っているんですけど感動しちゃった。一つご紹介します。「人生における失敗者の多くは、諦めたときにどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人々である」諦める事を決してしなかったんですね。常にもう一度試すことが成功の秘訣とも言われたます。この本の中で京セラの創業者、稲盛和夫さんのエピソードも載っています。京セラが今ほどの大企業ではなかった時代、成功の秘訣を知りたいと日立(当時すでに大企業)から依頼され講演を行ったことがあるそうです。日立の研究者が次のように質問したそうです。「京セラさんは研究開発したもので失敗したことがないと言っているようですが、そんなバカなことはないでしょう。日立はこれだけの技術陣を擁しているが、10やったうち成功するのは2つか3つで、あとの7,8割は失敗している。信じられません。」稲盛さんはこう答えました。「それは簡単な事です。成功するまでやめないんですから。」私はこれを読んで偉大な事業を成し遂げる人は皆、エジソンの影響を受けていると感じました。小学生の時エジソンの偉人伝を読んだのですが、記憶に残っているのはすごい人とか、天才だとかのイメージだけです。もっと早くエジソンの本当のすごさを理解したかった。試行を繰り返す努力こそが成功への道なんですね。

皆さんに宣言します。日本のエジソンになってやる。
今後の私に乞うご期待。